梅雨の時期に髪がうねる、乾燥するを防ぐ完璧な方法を美容師が伝授!

6月~7月にかけて、梅雨時期になると湿気で髪がまとまらなくなったり、クセやうねりが強く出たりと、髪に対する悩みが増えてしまいますよね。

こういった時は、自分の髪質を理解し、それに合わせたヘアケアをしっかりと行うことで毎日のお悩みが改善されます。

まずはなぜ湿気により髪がうねるのか、原因を説明していきます。

そして、湿気に対するお悩みを少しでも改善して頂けるよう、今後の対策を教えていきますので是非!明日から実践してみて下さい。

執筆&監修美容師

美容師・Aya(Clips)

美容師歴10年、美容を楽しむ!という事を1番大切にしております。髪の事だけでなくメイクやファッション、ワークアウトなどを中心にお客様のトータルビューティーアドバイザーとして、自らが美を楽しみながら日々研究し発信しております。

なぜ梅雨の時期に髪がうねるのでしょうか?

これは髪の毛を守るためにコーティングしてくれているキューティクルが、様々なダメージにより破壊され剥がれてしまいます。

その開いたキューティクルから水分が入ってきてしまい、髪が膨張してしまうためうねりの原因となります

例えば「紙」で例えると…

紙を水で濡らすとまっすぐになりますよね。

その紙を乾かすと、だんだんとまっすぐな紙からうねりやシワが出てきてしまい、横からみると断面がデコボコしているように見えます。

それは水分が吸収されているところは膨潤されるのですが、されていない所もあるため均等に水分が行きわたらなくなるため、なめらかな断面になりません。

このような原因がクセやうねりとなります。

その他には、カラーリングやパーマを繰り返し行うことで、ダメージによる髪の空洞化が原因と考えられます。

このダメージを積み重ねてしまううちに髪の毛の一番大切なタンパク質などが流れ出てしまいます。

空洞化してしまった髪の毛は、水分を吸収しやすくなっているためうねりやクセの原因が起こってしまいます。

したがって毎日のダメージケアがとても大切となります。

髪の毛を乾かすとき、ドライヤーやアイロンの熱、紫外線によるタンパク変性による原因もクセ毛の原因となります。

ドライヤーの熱は約100度から120度のものが多いため、一か所にずっと当て続けてしまうとかなりのダメージとなります。

乾かすときはしっかりとタオルドライをして、髪から20センチほど離して使用しましょう。

紫外線はドライヤーほどではありませんが、太陽光により髪の毛も火傷します。

お顔やお肌だけでなく髪の毛の日焼け止めケアがとても必要で、帽子を着用し、髪の毛専用のUVスプレーなどを使用しましょう。

クセや広がりを抑える方法

では、なにをどうすれば梅雨時期の髪に対する悩みなく乗り切れるのかいくつか方法をご紹介していきます。

シャンプーを髪質に合わせて選ぶことで髪質改善

クセや広がり、髪質を改善したい場合、シャンプー選びはとても重要です。

トリートメントやドライヤーを変えるよりも大切です。

自分に合うシャンプーを使わないと、髪の毛はどんどん美しさを損ってしまい、髪に対する悩みが増えてしまいます。

まずシャンプーは大きく分けて、

  1. 高級アルコール系シャンプー
  2. アミノ酸系シャンプー
  3. 石鹸系シャンプー

この中で一番クセや広がりを改善してくれるシャンプーは、アミノ酸系シャンプーです。

ココイル〇〇~  ココアンホ〇〇~  ラウロイル〇〇~

と成分表記されているシャンプーがアミノ酸系シャンプーになります。

アミノ酸系シャンプーとは、髪の主な成分のタンパク質を作ってくれる、アミノ酸と同じ成分で出来ておりお肌や地肌にも弱酸性で優しいのが特徴です。

うるおいはしっかり残しつつ、汚れだけを落としてくれるため、しっとり水分量を残してくれるため、まとまりやすい髪にしてくれます。

まずはシャンプーを見直す事が大事です。

  1. 高級アルコール系シャンプー
  2. 石鹸系シャンプー

は洗浄力が強いので、髪や頭皮がべたついたりしている方におすすめです。

なので髪質を考え、どうしていきたいかによってシャンプーを変えるのが良いでしょう。

補修効果、保湿力の高いトリートメントにする

シャンプーで髪を洗った後は、しっかりと保湿力の高いトリートメントでケアをしましょう。

同時にダメージも修復してくれるものがベストです。

〇〇コラーゲン  〇〇ケラチン  〇〇ヒアルロン酸  アルギニン  セラミド

などの成分は保湿力の高いトリートメントです。

髪の水分量がしっかり保てていると、クセうねりはおさまります。

使用する際は必ず水分をタオルで拭き取り、中間から毛先にかけてつけていきます。

水分がたくさん含まれている状態ですと、髪の毛が水分でお腹いっぱいなためトリートメントが浸透していきますので、タオルドライはしっかりと行いましょう。

ここでキューティクルが整っていない場合、毛流れにそって触るとゴワゴワした手触りです。

このごわつきが水分量の傾きやダメージによるキューティクルの剥がれなので、しっかりとトリートメントケアするだけで髪説や手触りが変化します。

毛流れに沿って、内部に浸透するように揉みこみ目の粗いコームでとかしましょう。

2~3回繰り返すとより効果的なので是非挑戦してみてください。

乾かし方に注意する

まずしっかりと完璧に乾かす事が大切です。

髪に水分が残ったまま寝てしまうと、髪の表面のキューティクルが開いている状態なので広がりやすくなってしまいます。

また枕や布団に摩擦が生じてしまい、ダメージの原因となります。

寝ぐせなどもつきやすくなってしまうため、乾かすことは朝も楽になります。

そして、ただ乾かすだけでなくポイントをいくつか取り入れるだけで全然まとまりが違ってきます。

洗い流さないヘアトリートメントをつける

つけるとつけないのでは全く仕上がりが違います。

油分の多いオイル系のトリートメントが広がりを防止してくれます。

ドライヤーの熱は高温なので、熱からのダメージも防いでくれます。

ドライヤーを20㎝程離し、斜め上から当てる

タオルドライをしっかり行った後は、なるべく髪から20㎝程離して、斜め上から風を当てて下さい。

下から風を当てると髪がより広がってしまうので、毛流れを意識し斜め上から少し引っ張りながら乾かしてください。

クセを伸ばす感覚で痛くない程度に引っ張ると、広がりを抑えてくれるのとツヤを出してくれます。

冷風で仕上げる

温風で乾かした後は、冷風を当ててあげると髪が引き締まりクセが出にくくなります。
そして形を定着してくれるので崩れにくくなります。

冷風を当てる時も斜め上から少し引っ張りながら乾かします。

この3つのポイントを取り入れて、クセや広がりの悩み知らずになりましょう!

乾燥するのを防ぐ方法

髪の毛が乾燥状態に陥ると、パサパサでツヤのない髪になってしまい、+5~10歳老けて見えてしまうショッキングな現状です。

シャンプートリートメントを見直してもまだ乾燥してしまう…という方はオイル系の洗い流さないトリートメントを使ってみて下さい

ミルクやクリーム系よりオイルが一番油分を含むため乾燥を防いでくれます

朝はしっかりとスタイリングしたのに日中気づけばまた広がっている…

という方には、私も愛用している

N.ポリッシュオイルがとてもおすすめです。

アットコスメ1位を受賞し、とても人気のアイテムです。

天然由来成分で出来ており、お肌に優しいのと、付けるだけで簡単にツヤ髪になれます。

私の髪は元々クセがあり広がりやすいのですが、このオイルをつけるだけで梅雨時期もツヤ髪でまとまりよく過ごせております。

日常に少しプラスするだけで梅雨時期のお悩みは解消できます。

美容師・Aya
美容師・Aya

是非本日より参考にしてみて下さい!

みなさんツヤ髪目指して頑張りましょう♪

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