夏が過ぎ、秋が近づくにつれて抜け毛が増えたと気になることはありませんか?
髪の毛は通常1日に50~100本は抜けると言われております。
しかし秋になると、1日200~300本も抜けていることもあるので少し怖くなりますよね…。
そこでなぜ秋になると抜け毛が増えてしまうのかをお伝えしたうえで簡単に出来る改善方法などもご紹介していきます!
美容師・Aya(Clips)
美容師歴10年、美容を楽しむ!という事を1番大切にしております。髪の事だけでなくメイクやファッション、ワークアウトなどを中心にお客様のトータルビューティーアドバイザーとして、自らが美を楽しみながら日々研究し発信しております。
夏の疲れや紫外線によるダメージが原因
紫外線は1年中降り注がれていますが、夏場の紫外線が1番強くしっかりケアをしないとダメージを受けてしまいツヤのないパサついた髪の毛になってしまいます。
同様に頭皮も日焼けしてしまい、蓄積されていくと毛根にダメージがいき毛穴が老化し、たるんでしまいます。
髪の毛は通常1つの毛穴から約2~3本はえているのですが、毛穴がたるむことによって隙間が出来てしまい髪の毛が抜けやすい状態になってしまいます。
これが抜け毛の原因となります。

改善方法としては帽子をかぶる、日傘をさす、頭皮にも日焼け止め効果のあるクリームやスプレーをつけるといいでしょう。
水分量の高いお肌や髪の毛は、紫外線の入る隙間が出来にくくなるため通しにくくなるため日頃から保湿力の高いアイテムを使用する事もおすすめです。
保湿力の高い代表的成分は、ヒアルロン酸・セラミド・コラーゲン・グリセリンなどです。
外側からもケアも大切ですが、インナーケアも見直す事もとても大切です。
保湿力を高めてくれる食べ物の代表的なものだと、たんぱく質です。

たんぱく質を摂取する事で、お肌の潤いはもちろん内側からもちもちとしたハリも出してくれやすくしてくれます。
大豆・卵・肉・魚介類・乳製品などです。
もし毎日摂取する事が難しいようであれば、サプリメントやハーブティーで摂取することもおすすめです。

ハーブの力は気持ちを落ち着かせ、リラックス効果も高いので、上質な睡眠を取ることがしやすくなります。
そうするとストレスなども軽減し、お肌や髪の毛、頭皮にもプラスの効果が表れるのでおすすめです。
夏の疲れや夏バテによる肉体疲労による原因

夏になると暑くて熱中症になってしまう、冷房による冷え、熱さにより寝苦しさが続いて睡眠不足になる。など体調不良や肉体疲労を起こしてしまいやすいです。
暑いからといって、冷たいものばかり食べてしまうと内臓に負担がかかりやすくなります。
どんどんと内臓が冷えていき、血流が悪くなり食欲も低下してしまいます。
その結果夏バテを起こしてしまい、何か食べやすいものを食べようと考え摂取しやすいものだけ食べ続け、栄養バランスが傾いてしまします。
一番夏バテを引き起こす原因は、質の悪い睡眠です。

夜も暑さで寝苦しい日が続き、何度も目覚めてしまい熟睡できなくなりため寝ている間に分泌されている成長ホルモンが機能しにくくなってしまいます。
この成長ホルモンはお肌や髪の毛にとても大切なので、睡眠不足によりストレスとなり正常に分泌されなくなると肌が荒れやすくなり、髪にもツヤがなくなり、抜け毛の原因も引き起こします。
睡眠の質を見直す事で色々な悩みを改善できます。
【質の良い睡眠を取る方法】
- 就寝する3時間前には食事を済ませ、意を休めておく
- 40度くらいのお風呂にゆっくり浸かる
- ストレッチを行う
- 寝る直前の携帯やパソコンは控える
- アロマやハーブティーを摂取する
などが効果的なので、参考にしてみて下さい。
頭皮を清潔に保つようにする

夏から秋にかけての暑い時期は、皮脂の分泌量が多いため頭皮のべたつきや臭いが気になる季節です。
頭皮を清潔に保てていないと、毛穴がふさがれ健康的な毛が生えてこないですし育ちません。
そこから抜け毛の原因となってしまいます。
しっかり自分の頭皮の状態に合わせたケアを行うことが大切ですので、おすすめのケア方法をご紹介させて頂きます。
まずは毎日使うシャンプーを見直す事が大切です。
よく市販のシャンプー剤の成分に(ラウレス硫酸Na)などと書かれているのをみませんか?
これは石油系界面活性剤というもので、食器用洗剤で洗っているくらい洗浄力が強いものとなります。
個人差はありますが、使用するとアレルギー反応を起こしてしまいかゆみや肌荒れの原因となります。
洗浄力が高いため、必要な皮脂なども除去してしまい頭皮が過度な乾燥状態に陥りフケなどが出て、頭皮環境を悪化させてしまいます。
地肌のターンオーバーが乱れてしまうことで抜け毛の原因となってしまいます。
普段から使用しているシャンプーを優しい成分のものに変えてあげる事をおすすめしており、アミノ酸シャンプーが低刺激で髪や頭皮に優しいです。

シャンプーの成分としては(グルタミン酸・タウリン・アラニン・グリシン・サルコシン・アスパラギン酸)と表記されています。
この成分も一つ一つ特徴があるため、泡立ち方や洗いあがりが違いますので髪質に合わせて使用してください。
例えば髪が乾燥しやすい方。この方にはグルタミン酸が一番保湿効果が高いのでおすすめです。
担当の美容師さんなどに相談するのも良いでしょう。
シャンプーを見直した後は、乾かす前に頭皮の化粧水をつけるとなお良いです。
頭皮の乾燥だけ防ぎたい方は(セラミドやヒアルロン酸)が配合されている成分が良いのですが、抜け毛予防や薄毛対策には(β-グリチルレチン酸)が配合されているものが効果的です。
ドライヤーをする前の濡れている状態の時に付け、頭皮マッサージを行いましょう。


頭皮マッサージをすることで、血行促進し発毛効果を高めてくれます。
頭皮マッサージは頭皮の環境を良くする以外にもメリットがたくさんあり、顔のリフトアップ効果やお肌のトーンアップ、頭皮の強張りが取れる事で目の疲れをとってくれるので睡眠効率も高まります。
理想的なマッサージ方法は、毎日頭皮の化粧水をつけ自分でマッサージし、月に1度しっかりと美容室でヘッドスパをしてもらうことが理想的です。
自分で行うマッサージ方法としては、頭皮とフェイスラインが動いていることを鏡で確認しながら行うといいでしょう。
指の腹を使い、痛くないくらいの力でおでこから頭頂部に向かってくるくると頭皮を動かしながらマッサージをしていきます。
おでこから頭頂部をマッサージした後は徐々にこめかみに向かうようずらしいき、頭皮全体をしっかり動かすことで効果は倍増されます。
毎日の積み重ねで少しずつ変わっていきますので挑戦してみてください。
その後はしっかりとドライヤーを使い、乾かしてください。


濡れたままや半乾きの状態で寝てしまうと、頭皮が蒸れてしまい抜け毛の原因となってしまいます。
水分が含まれた髪の毛はキューティクルが開いたままの状態なため、とてもダメージしやすく、その状態を枕に押し当てると摩擦が生じ、切れ毛や枝毛の原因となってしまいます。
頭皮の臭いの原因にもなりますので注意が必要です。
それでも頭皮の臭いが日中も気になる方は、日ごろから余分な皮脂が溜まってしまっています。


まずお風呂の前にしっかりと根元から毛先までブラッシングをし、汚れを浮かしやすい状態を作り、シャンプー前のすすぎをしっかり行うことで大幅に改善されます。
指の腹を使い、頭皮の汚れを落とすイメージで2分ほど!しっかり流してみて下さい。
そうすることで約8割の汚れが落ち、シャンプーの泡立ちもよくなるので是非やってみて下さい。
頭皮ケア=お肌にも良いことばかりなので、綺麗を保っていけるよう毎日積み重ねていきましょう♪
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